キッズ流忍者-あそびながら育む、生き抜く力- その1. 2025年 夏の企画展「キッズ流 忍者✧大作戦2025 夏の陣~心・技・体をきわめるのじゃ!~」より

かつての忍者は、体力や運動能力だけでなく、自然の中で生き抜くための科学的な知識や技術にも優れていたと言われています。
この企画では、子どもたちに「生き抜く力(サバイバル力)」を楽しく体験的に学んでもらうために、忍者の知恵や工夫を手がかりにした修行の場を、キッズプラザ大阪全体を舞台に用意しました。
忍者の心得とされる「心・技・体」は、大阪市の就学前教育カリキュラム「知・徳・体」にも通じるものです。22種類の修行の場では、身体を使う体験はもちろん、思考力や創造力を育めるような体験も取り入れました。また、会場の雰囲気づくりにも工夫を凝らしたことで、忍者になりきって、見立ての世界の中でイメージをふくらませながら、夢中になって遊ぶ子どもたちの姿が多く見られました。
7月26日(土)から8月24日(日)までの期間中には、5万人を超える方にご来場いただきました。年齢を問わず普遍的に人気の高い"忍者"をテーマとしたことで、子どもたちが主体的かつ意欲的に、様々な分野に興味を持つきっかけを提供することができたと思います。
今後も、子どもたちの「やってみたい!」を引き出せるような企画展を開催していきますので、どうぞお楽しみに!
会場の雰囲気や忍者修行のようすを、4枚の写真でご紹介します。

「からくり忍者屋敷めいろ」
さまざまな仕掛けを乗り越えて出口を目指す、大型ダンボール迷路です。
「もぐる」「くぐる」などの全身を使った動きを通して、子どもたちの身体機能や空間把握能力を育みます。
忍び足で音を鳴らさず進む「音の鳴る床」や、進む方向が惑わされる「鏡の間」など、実際の屋敷に入り込んだような仕掛けもたくさん。
子どもたちは、何度も挑戦しながら、新しい発見を楽しんでいました。
「忍びバッグ~忍者はんこでオリジナルバッグをつくるのじゃ!~」
プロの版画家・木魚きりんさんに手彫りで制作していただいた、忍者文字や忍者のイラストなど
約130種類のハンコを使って、トートバッグ(300円)やサコッシュ(500円)に好みのハンコを押して、
オリジナルのバッグを作るワークショップです。忍者の文化や歴史に親しむきっかけとなり、
「忍者文字の50音表」も配布したことで、ご家庭での学びや自由研究につながると好評でした。
物語のような創作的な作品を作る子どもたちの姿や、家族で協力して楽しむ様子も見られ、
子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでいただけるプログラムとなりました。
「水面渡りの術」
葉っぱや杭の上を飛び移りながら、水面を進む修行です。
忍者の動きを取り入れた遊びの中で、子どもたちはバランス感覚や集中力を楽しみながら育んでいました。
「忍びの一本道」
落ちないように集中して、静かに平均台を渡る修行です。忍者の「音を立てずに動く」技を体験します。
さらに挑戦したい子どもたちは、ろうそくに見立てた紙の筒を手に持ち、慎重にバランスをとりながらトライしていました。
遊びの中に学びがあり、学びの中にわくわくがある――。子どもたちはまさに、"キッズ流忍者"として、自分の力で考え、挑戦する喜びを体いっぱいに感じていました。
次回のレポート「その2」では、「忍法あぶり出しの術~ヒミツの巻物を作るのじゃ!~」などの関連プログラムや、ボランティアとの協働事業などについてご紹介します。
「キッズ流 忍者✧大作戦2025 夏の陣~心・技・体をきわめるのじゃ!~」
・期間:2025年7月26日(土)〜2025年8月24日(日)
・時間:9:30〜17:00 ※各プログラムにより異なる
・対象・定員・受付方法:各プログラムにより異なる
・参加費:無料~500円(入館料別)
・場所:5階キッズプラザホール・ホール前・キッズひろば
・後援:大阪市、大阪市教育委員会、天神橋筋商店連合会、天神橋筋商店会
・協力:伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会(伊賀市)、上野商工会議所、一般社団法人 伊賀上野観光協会 伊賀流忍者博物館、忍者堂
・協賛:大阪東ロータリークラブ
・展示デザイン:株式会社こふれ